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2019年 04月 29日 ( 1 )

認知症

予備軍も含めると1000万人とも言われる認知症については、何度も特集を組んで記事を書き綴ってきました。
80歳で4割の人が認知症になるという厳しい現実を私達は切実に受け止めなければなりません。
認知症の原因である脳神経細胞の死滅は、発症の20年前以前からすでに始まっています。
発症の原因は、昨日、今日というような短期的な問題ではありません。
だから50代、60代の人は十分に注意しなければなりません。
とくに、睡眠不足の人や、不眠症で苦しんでいる人は要注意です。
不眠とともに、もう一つ大事なことは、ウオーキングなどの有酸素運動です。
腰や膝が痛んで歩けない人というのは、格段に早く認知症に突き進んでいきます。
歩く歩幅が縮むほどに、比例して健康寿命が縮むという現実あるということです。
睡眠と有酸素運動が認知症回避のキーワードです。
それは、認知症の真犯人であるアミロイドベターとタウ蛋白質の蓄積をいかにして防ぎ、除去できるかということが命題だからです。
命題の一つは、ウオーキングなどの有酸素運動をすると、脳の栄養素が増えて蓄積を防ぐことが証明されています。
もう一つは、よい睡眠ができると、原因物質を除去し、脳の汚れをきれいに落としてくれるということでしたね。
睡眠と有酸素運動が予防のキーワードですが、友達や家族と好きなことを楽しむことが最高の脳トレーニングのようです。
今回は認知症患者の8割を占めるというアルツハイマー病について書きます。
日本人は、80歳以上になると、4割が認知症になるという現実があります。
神経細胞の死滅は発症の20~25年前からすでに始まっていると以前に書き記しました。
だから40代、50代の働き盛りの人たちが認知症発生の機序についてよく学んでおく必要があります。
前回もそういう視点からレポートをまとめました。
アルツハイマー病の真の発生原因は、「アミロイドβ」と「タウタンパク質」です。
こうした脳細胞を死滅させる原因物質が40代、50代から少しづつ蓄積し、脳細胞を萎縮させ、それが25年ぐらい経ると、脳全体を覆うほどになり、ついには認知症やアルツハイマー病が発症します。
そうした発症の機序についてもう少し詳細に探究したいと思います。

アルツハイマー病は、脳にアミロイドβーというたんぱく質が蓄積することで、脳の神経細胞が萎縮して、死滅し、記憶が失われ、認知症になる病気です。
認知症とは、脳の機能が低下して、日常生活や社会生活を営めない状態をいい、現在、アルツハイマー病を根本から治療する方法はありません。
治療方法がないにも関わらず、新しい血液検査で、アルツハイマーの予備軍であるかどうかが80%の確率で判定できるようになっています。
アミロイドβーを抑制する3種類のたんぱく質の血中量を調べることで、判るようになったそうです。
これまでは脳脊髄液を採取して調べる方法でしたので、難しい検査であり、費用も20万円も掛かりましたが、新しい血液検査では2~3万円程度だそうです。

認知症の原因物質であるアミロイドβーの蓄積は、20年~25年前に始まっていて、脳内に限度いっぱいに蓄積すると、発症するのです。
認知症の80%がアルツハイマー病であり、日本では65歳以上の7人に1人が発症し、認知症の患者数は460万人です。
認知症の患者数は、10年後には700万人、予備軍も入れると1000万人となり、4人に1人が認知症または予備軍となります。

アルツハイマ病が進むと、脳は萎縮して、健康な人の大脳の半分くらいの容量に萎縮してしまいます。
新しい記憶をつくる海馬も萎縮しますし、記憶や判断、計算、理解、学習,思考、言語の機能を司る大脳皮質が萎縮しますので、認知症になるわけです。

脳内で25年の歳月をかけて、巨大な塊となるのがアミロイドβーであり、脳の神経細胞やシナプスを萎縮させ、死滅させます。
アミロイドβーが蓄積した脳では、老人斑が生じ、神経細胞に変異が現われます。
ついでタウという蛋白質が生成され、神経細胞がやられて認知症を発症するのです。
アミロイドβーが異常な構造に変化したものが「タウ」蛋白質であり、元凶はこのタウ蛋白質です。

ごく最近、認知症患者には、共通してカビの一種である真菌が巣くっているという実態が解明されており、βーアミロイドとともに、研究が続けられています。

認知症の方は、年間、1万人以上が行方不明になって、行き倒れになっていると推計されており、一旦、家を出て徘徊すると、もう戻れません。記憶傷害で、わからなくなるのですよ。
まあ、認知症にならないためには、ストレスの多い生活を改め、楽しく、嬉しく、感謝して過ごす習慣を身につけることが大切です。
そして、脳の一番の栄養である知的好奇心をもち、ウォーキングなどの有酸素運動を継続し、質のよい睡眠を取ることです。
元凶であるタウ蛋白質の蓄積を防ぐためには、とくに大事なのは「運動」と「睡眠」です。
ウオーキングなどの有酸素運動をすれば、脳の栄養素が増えて、脳細胞が活性化しますし、脳の大敵であるストレスが軽減されていきます。
そして一番大事なのは良質な睡眠をとることです。
人間の脳は、十分に熟睡して良質な睡眠が取れると、寝ている間に、認知症の原因物質であるアミロイドβを分解消失させてしまいます。
ですから、熟年期に睡眠不足で睡眠薬を飲まないと眠れないという人は、アミロイドβが分解消失されずに、蓄積される一方の人ですから、高齢に成ると発症リスクが高くなります。
よい睡眠が脳の汚れをきれいに落としてくれているということを忘れないでください。
何度も繰り返しますが、認知症の原因物質であるアミロイドβーは、睡眠によって分解消滅されますので、不眠に悩む人や熟睡できない人などは、蓄積しやすいのですよ。
ですから、不眠を誘うストレスが大敵ということです。
そして壮年期から徐々に蓄積進行して、老年期に発症してくるのですよ。
認知症予防に大変よい食物は、納豆、カレー粉、アマニ油などです。
カレー粉のダーメリックにはクルクミンが含まれており、これがアミロイドを消滅してくれます。医学の臨床データーがそれを証明しています。
クルクミンには、記憶を強くする成分も入っているので、カレー粉を使った料理を沢山食べると、認知症予防になります。
カレー粉にはもう一つ重要な成分があり、カルダモンが多量に含まれています。
カルダモンは、脳の血管を拡張し、脳の血流を増加させ、脳を活性化させます。
アマニ油はアボカドと一緒に食べあわせrと、認知症の予防になります。
納豆にも認知症に効く新物質が含まれることが最近判ってきました。
ナットウキナーゼや納豆菌は旧知のとおりですが、とくに熱に強い納豆菌は善玉菌を増加させ、腸内環境を整えてくれます。
トマトのリコピンは、熱処理したトマトジュース、ケチャップに含有し、脳血管を拡張し、脳を活性化させてくれます。













by toukokira-kira | 2019-04-29 23:54 | Trackback | Comments(0)