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陰陽師の心得

経験から気づき、結果から学ぶというのが因果律向上の道ですが、ないものをあるものと信じ、それに執着すると、気づく力が失われるからこわいのです。
心も、魂も、あの世も、神の世も、見えないものの世界です。
人間界に流布する大抵の神仏は、人間の想像でつくり出したものです。
しかし、存在しないものを、存在すると固く信じて、追いかけると、悲しい人生となります。
そうした迷信に振り回されると、サキミタマの機能が弱まりますので、第六感を得ることが弱まり、気づく力を失うのです。
サキミタマは、本来の使命があるにもかかわらず、永遠に存在しない神仏を追いかけ続けることになるからです。
サキミタマには、『気づき」という重要な使命を担っています。
しかし、永遠に追いかけ続けているサキミタマにとっては、それどころではありません。そして、気づく力を失うのです。
気づく力を失った人生には意味がなくなるでしょう。
何のための人生かということになります。
人を正しい道に導くか、誤った方向へ導くかは、気づきの力しだいだからです。  

■サキミタマが弱ると心の力の分散が生じる
迷信によりサキタマの力が弱ると、他のミタマにも影響がでます。四魂は4つの働きの調和で心を生み出しているため、四魂の不合一は、雑念に囚われるようになります。心の力の分散が生じるということです。何をやるべきか、目的意識が希薄になります。心の分散を最も誘発している要素が、迷信的要素です。存在しないものを、存在するとして、自分の心を縛ります。宗教的迷信が最たるものです。このような人たちが法術を使うのは難しいということです。その迷信的概念が人を神から遠ざけ、術法の力を奪うことになります。そのため、わが流儀では、宝珠五行とともに、心の解脱、心の束縛からの解放を主眼に置き、教義を行っているのです。

■宝珠五行の必要性
宝珠五行は一生涯のものです。一定期間行えばよいというものではありません。五行は、人に隠された力を増大させるための修行で、効果は強力です。迷信的な術法は、何の力もありませんが、力に方向性を持たせた術法は強力です。宝珠五行は、実生活で乱されている心身を可能なかぎり調和させてくれます。古流神道は、古の知識であり、人が神を体感できる唯一の方法と考えて修行に臨んでください。

■イメージ力
イメージには凄い力が秘められています。単に、イメージ力が強い、弱いというだけの次元ではありません。イメージが世界を支配しています。イメージが宇宙の法則を貫いています。自分が思い描いたことが現実になる、思い描くという原因があって結果があります。これらは宇宙の法則ですが、すべてはイメージから生まれ、はじまります。

■霊止とは
心は肉体に入ることによって心となります。肉体に入らなければ、心は存在せず、空間に漂うエネルギーに過ぎません。宇宙の力は偏満して無限に存在しておますが、空間にただ存在しているというだけで、それ以上の意味はありません。宇宙の力は人間の身体に入ることによって、意味をもつようになります。無限に変化し、無限の可能性を内在しています。魂というエネルギーが肉体に入ることによって、四魂が生まれ、心が生まれます。肉体に入ってはじめて意識が生まれます。肉体がないと、宇宙空間を漂うエネルギーに過ぎません。人とは肉体に心が宿ったものであり、肉体に霊が留まるので霊止ともいいます。心は器により生じるのです。人は内なる神を内在させ、肉体と心のどちらかがかけると、内なる神は離れていきます。
■心の言語はイメージなり
脳は、心の指令により、動いています、変換機能、生命維持、一時的な記憶が脳の役割です。文字や言葉は、心が理解できる言語でないので、ちんぷんかんぷんです。脳が言葉や文字を、心が理解できるように、心の言語、宇宙言語に変換します。心の言語とは、イメージです。映像です。イメージで伝えないと、心には伝わりません。脳が逐一変換するのです。イメージで記憶すると、心が理解するので、忘れません。言葉や文字だけで記憶しても、心が理解していないので、すぐに忘れてしまいます。悟りとは、イメージにより心が理解した状態のことをいいます。無意識に行動できるというのは、心が理解しているということです。心が理解していないことは、行動に現れません。心が理解していることを、その想いを肉体を使って表現しているのです。事が成就するには、心が理解している必要があります。心が理解していないことは、行動に現れません。成就することはありません。この手順に従わないものは、この世界には存在しません。心が理解せず、心で想わないことは、何一つ実現しないというのが、宇宙の法則です。逆に言うと、心が理解し、悟っていることは成就するということです。言葉や文字では、心は悟れず、イメージだと、心が悟り、成就へ向います。すべては心が支配しているということであり、その心が理解し、悟ることのできる宇宙言語がイメージです。

■宇宙の法則
心が理解し、心で想わないことな、何一つじつげんしない。これは宇宙の法則です。人は何にでもなれる無限の可能性をもっている。これも宇宙の法則です。人の思考や行動は潜在意識が支配している。これも宇宙の法則でしょう。すべての人には内なる神があり、無限の可能性をもっています。しかし、言葉や文字だけではそうはなりません。心が理解しないと、身体は目標に向いません。心が理解している目標は達成することができるということです。

■玄象法とは
心に意志を伝え悟りとなす、ための技術が玄象法であり、術法の根幹です。祝詞は、心の力を増幅させ、心の力に方向性をもたせ、力の集中を計ります。「事の発」とは、物事を成就させるために四魂に意志を伝える言葉です。
■祝詞とは
何をしたいのか、心に伝えるには、心の言語、イメージで伝えるひつようがあります。何をしたいのかという願望を心に完全に理解させるには、心の言語イメージと、もう一つ脳の力、事の発の力を借りる必要があります。心と脳が一体でなければ何事も成就しません。心に方向性をもたせ、肉体に想いを表現させる手段が祝詞です。心の思いであるイメージに方向性をもたせ、イメージだけでは表現できないことを言葉によって補うということです。祝詞は単体では役に立たず、心の言語であるイメージと組み合わせることによって力を発揮します。宗教的迷信は力を奪うので、術法の大敵であることを理解しましょう。

■印とは
心に自分の意志を悟らせるためのイメージ法、玄象法と、それに指向性をもたせ心と脳とが一体として活動させるための、祝詞について教義がありました。いつ発動するのか、力をフルに放出できるのか、古の賢者は心をサインによって制御することにより、必要な時に、必要な力を放つ方法を考案したのです。それが印です。サインにより力が自動的に発動するということです。
術法を実施する自分の姿をイメージする中で、それに印を加えるのです。そうすることによって、心はこの印と祝詞を組み合わせたときには、こう働かなければならないと感じ、実行するのです。いつでも発動するのではなく、印とカジリが発動の合図となり、心の指向性の力を制御することが可能となります。
目的のイメージ、目的の指向性、力の発動、を反復訓練を行ううちに、心が悟り、自動化します。術法のイメージをしなくても、祝詞と印だけで、心は悟っているので、自動的に力を発揮します。

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by toukokira-kira | 2020-02-12 19:41 | Trackback | Comments(0)