人気ブログランキング | 話題のタグを見る

根無し草

木の根は、木の幹が太く大きくなるほどに、それを支えるために、地中深くに太く、強く、深く、縦横無尽に広がります。
根は地中深くに伸びているために見えません。
根は見えないけど、木の幹、木の大きさを見れば、大体その根を想像ができます。
立派な大木には、立派な木の根が生えて、その大きな体を支えます。
逆に言うと、根っ子が大きくて強靭だと、大きな立派な木に成長するということです。
根は土の中にあって見えませんが、根を太く深く、強く広く伸ばしていったものが勝ちです。
人間も根無し草は駄目です。
根のない人間は使いものにならないということです。
人間には、いざ勝負という時節が必ずいつの日か到来します。
いつの日か、世間に真価を問う時が、世間に打って出る時節が到来するということです。
そうしたときに、うろたえずに、悔いのないちゃんとした勝負ができるように、日頃から、根を太く強く大きく伸ばすことに努めなければなりません。
何度も言いますが、根のない人間は駄目です。
大成しません。使いものになりません。
ですから若いうちは、立派な根をつくるために命懸けで切磋琢磨の修行です。
勝負の時は、いつ,何時に来るやも知れません。
根は誰にも見えませんが、華の咲かない冬の日に、せっせと精進努力して、誰にも負けない根っ子をつくることが成功の秘訣です。
どんな分野であれ、最善を尽して、誰にも負けないぞ、といえるくらいの精進努力が明日の未来を確実に開きます。
命懸けの努力が未来を切り開きます。
願えば夢は叶います。
願い続ければ夢は叶うのです。夢をみつづける力があるかぎり、夢は叶うのです。
どこまでも、最期まで願い続け、夢みることが一番大事です。
途中で諦めたり、中途半端で投げ出すから駄目になるのです。
そして命懸けの努力がその人の本物の根っこをつくり、夢の実現を後押しします。
あっちフラフラ、こっちフラフラの根のない人間になってはいけません。
根のない人間を風来坊といいます。


by toukokira-kira | 2019-11-04 15:23