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眼をみればわかる

目は口ほどに物を言うといいます。
人の魂や心の動きは、魂の器である肉体に現れます。
とくに目や身体に現れます。
その中で「瞳」は化粧して隠すことができないので、その人の本質が表れるところです。
眼の奥をジーっと見ればすべてが判るのです。
「瞳」は隠しようがないのです。
眼を見ればすべてが判るのです。
白隠禅師は、「君看よ、双眼の色変わらざるは、憂なきに似たり」と云いました。
日本の名言の一つです。
眼を見ればすべてを察することができるというのです。
心模様は、目に現れるということです。
悲しみに憂う眼か、苦悩に苛まれている眼なのか、怒りに燃えている眼なのか、憎しみを滾らしている眼なのか、喜びに満ち溢れた眼なのか、誰にでもすぐに察することが出来ると思います。
目や身体の様子を見れば、心の中の様子が大体判るのですよ。
喜んでいるのか、嫌がっているのか、リラックスしているのか、緊張しているのかが如実にわかります。
霊視などしなくても、目の動きを観察すると、普通の人でも、ほとんど心の中を見抜くことができるのですよ。
話をしているときに、目がこちらを向いて大きく見開いている人は、波長、波動が自分とよく調和する人です。
安心な人です。
瞬きが多かったり、疑視のまなざしを感じる人は、波長の合わない人です。
嫌らわれていると、そういう眼差しになります。
目の色を見て、どんな色の目なのか、直感で感じることです。
目にはいろんな色があります。
悲しい目、優しい目、苦しい目、怪しい目、疑いの目、不安と恐怖の目など、よく見ると判るのです。
はっとするような大きな目で、或いは、見開いた目で、こちらを見ている人は、まず間違いのない人たちです。
自分にとって、波動が共鳴する良い人たちということです。
私のもとに来る患者というのは、みなこういう人ばかりです。
腕組みをして話す人は、男女ともに警戒心が強い人です。
手を隠したり、拳を握ったまま話す人は、用心深い人です。
手の内を隠す人は油断のならない人です。
手の平を見せて話する人は、安心な人です。
足を揺らしたり、コツコツと鳴らす人は、その場に退屈していて、その場から一刻も早く逃げ出したい人です。
身体にソワソワと落ち着きのない人は、嘘、偽り、隠し事のある人です。
落ち着きのなさを強く感じる人は、詐欺師やペテン師に多いので気をつけましょう。
他人から肩をすくめられたら困惑されているということです。
このように仙術を使わなくとも、目を看れば、普通に相手の心の中が判るのですよ。
目が澄んで清らかで、温かみを感じる人は、人間として最高の人です。
汚れや濁りのある目、用心深い鋭い警戒の目には気をつけたほうが良いでしょう。目は口ほどに物を言うのです。
どんなに表情を作っていても、よく熟視していると、一瞬の刹那に、本来の目の色、光が見え隠れします。
顔は化粧して誤魔化すことができますが、目は隠しようがありません
by toukokira-kira | 2019-06-27 23:51