人気ブログランキング | 話題のタグを見る

発熱とは 2

前回に引き続き、「発熱」について考察してみたいと思います。
発熱した場合、通常の発熱システムではなく、全身性の皮膚湿疹を発生させて、熱を体外に捨てる、非常手段が良く取られます。
これは、悪い反応ではありません。
この皮膚湿疹を悪い反応として薬で封じ込めないでください。
症状は、熱にしても、湿疹にしても、血圧にしても、血糖値にしても、封じ込めれば、薬物で封じ込めるほど、より内部に深刻な状態が向っていくことになります。
解熱剤を使って熱を下げると、直ぐに下がりますが、すっきりしない後遺症が3週間以上続き、だるさとぼーっとした頭痛で苦しむことがあります。
その後、微熱が続き、薬で微熱を抑えようとすると、症状はさらに悪化します。
40度の熱がたった1時間で下がったのだから、微熱ぐらい大したことではないと
思ったら大間違いです。この微熱は相当に手強いのですよ。
微熱が2~3ケ月、場合によっては半年から1年と、微熱が続き、苦しむことがあります。
高熱が出ても、薬を1日我慢すれば、翌日には、必ず下がります。
自分の治す力で平熱に戻るのです。
後遺症もありません。
そして、身体はさらに元気になっています。
どちらを選択すればよいのでしょうか。おわかりですね。

微熱について少し触れました。もう少し綴ります。
高熱を薬で無理やり抑えこむと、しばらくの間、微熱が残って苦しみます。
捨て切れていない熱が身体の内部にこもって、微熱が続きます。
体力も免疫力も低下します。
微熱とは、発熱したくても、発熱できない状態なのです。
体力や免疫力が低下していて、高熱を発生できないときに起こります。
ですから、微熱というのはよくありません。
この微熱をさらに薬で抑えこもうとして、薬で抑える処置を繰り返していると、急性白血病に移行する場合があるようです。
気をつけてください。
しかし、この急性白血病とて、身体の免疫力を高めるために、白血球を急激に増やそうとする、命を護るための非常手段なのです。
これを異常と捉え、白血球を減少させる処置を取ると、免疫力がさらに弱り、命を縮める結果になると私は思っています。
発熱の意味を理解し、解熱剤を安易に使用しないことを希望するばかりです。

発熱には、全身性の発熱と、局所性の発熱とがあります。
全身性のものは、初期対応のもので、これを繰り返しても、回復できない時に、局所に発熱、炎症をつくり、回復を図ろうとします。
局所の発熱、炎症は、その意味で、身体の健康状態がある一線を越えて、全身性の発熱では対応できなくなっている状態を顕わしています。
身体の警告サインと言ってもよいでしょう。
全身性の発熱は、何度も書いてきましたが、落ちた体力、免疫力を回復させる手段として、発熱します。
全身性の発熱の代表は風邪です。
風邪を引くと言うことは、元気になるための手段です。
風邪には、弱って低下した体力を回復させる作用があるのです。
風邪の発熱は宝です。
悪いものとして捉えてはなりません。
風も引けなくなった時にこそ、身体状態は危ないのです。
慢性疾患の人や、虚弱体質の人を波動治療すると、必ず発熱します。
回復に向う過程で必ず2~3度の発熱があります。
このときは解熱剤を使用してはなりません。
自然にまかせて解熱させていく必要があります。
この発熱によって、一気に様々な症状を消失せしめ、回復への起点となります。

慢性病や重篤な病気の人ほど、波動治療後に発熱します。
発熱は、身体を回復させるプラスの反応です。
治癒反応の第一歩として発熱します。
風邪症状を引き起こし、体を刷新しようとします。
決して解熱剤で熱を下げてはいけません。
全身性の発熱こそ、体力、免疫力を高める第一歩だからです。
高熱が出る人は、身体をもとに戻す力の強い人です。
虚弱な人は、風邪を引いても、微熱しか出ません。
38.5度以上の熱を出す力のない人です。
こういう虚弱な人が、高熱を出せるようになったら、体力、免疫力が高まってきた証拠です。
風邪を引いて高熱を出せる人は、重篤な病気に進行することはまずありません。
風邪を何年も引いていないような人こそ、心配な人です。
決して自慢にはなりません。
そういうタイプにガン、脳出血になる人が多いのです。
腰が痛い、肩が痛い、風邪を引きやすい、というように、症状が表に出る人は、まだ警告反応期であり、病気は深刻な状態に移行していないことになります。
風邪は万病のもとではなく、風邪は万病を治す、というのが正しい言葉使いとなります。
風邪を引いて、発熱すると、病後に血圧の高い人は、低くなる人が多いのです。
発熱によって、全細胞が元気に活性化され、免疫力が高まり、症状が改善されるからです。
風邪は万病を治す、大本です。お忘れなく。
あっ、それから口呼吸の人は、風邪や万病にかかりやすく、いつも口をポカーンtと開けて締まりのない人は、認知症リスクの高い人だそうです。





by toukokira-kira | 2018-12-14 09:17