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因果の法則


宗教の世界には、迷信的な因縁解脱を唱えたり、先祖の祟りなど、ありもしないことを唱える妖しい輩が大勢います。
「汝に憑きし変死の因縁」が見えるとか、「色情因縁」憑いているとか、いろんなことを言っては善良な人々を脅かします。
困ったものです。神様でないかぎりは、因縁など見えるはずもありません。
ありがたい経文、真言を唱えると、因縁が落とされる・・・という。
そういう迷信が人々の心を惑わしています。
僧侶、神官、霊能者のいう因縁切りは、何の根拠もない虚言です。
そういう者に依存したり、頼ったりしてはなりません。
己の事は、己でなければ何も変えることはできません。
己の精進努力で改善させなければ何事も成りません。
人の道は、努力あるのみです。
努力の分だけ運命が改善されるのです。
そして忘れてならないのは、自分に都合のよい事がよい事とは限らないということです。
自分に都合の悪い事が、災難ということでもありません。
事の良し悪しは、後に対価となってあらわれます。
因果の法則は平等、公平に訪れます。
己の忘れている過去の事象の因果の対価も加算されて、受け続けることになります。
因果律は、生涯にわたり顕現し続けます。忘れたものも必ず対価として人生の中で出てきます。
事に対する責任を因果律に従って、取っていないと、厳しい対価が運命として待っています。
反省、内省ができないと、対価はつもり積もって解けなくなり、来世に性格として持ち越すことになります。
次に輪廻転生しても同じことを繰り返し、空しい人生を歩むことになります。
話を戻しますが、その時の良い事がよい事とはかぎりません。
悪い事が悪い事とはかぎりません。
事の良し悪しは、後に、今生、命運の対価として、顕れ、晩年に因果の総決算の対価として現世に顕現します。

by toukokira-kira | 2018-10-21 12:41