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運命を掴みにいこう

人生の中では、大切なものを見失わないことが大事です。
そのためには,、付和雷同しない、ブレない意思をもつことが必要になります。
一本筋を通すことだと想います。ならぬものはならぬということです。
しかし、人の話や意見に耳を貸さないのはいけません。
人の話にはよく耳を傾けることが大切です。
弘法大師空海は、この世界の中で、一番の愚か者は、人の話、意見を聞かない者だと断じています。
そういう人は、自分中心で、身勝手で、自分の利益だけを考えて行動するので、目的のためには手段を選ばず、正論も通じません。
おれが、おれがと、自分の欲得だけで、感情に振り回されて、理不尽な振る舞いを平気でする人は、今も昔も変わりません。
ウソも平気で、ウソにウソを重ねます。世の中には、そういう人がたくさんいます。
「立志照隅」とか「一灯照隅」という言葉があります。
志を立てて、自分のいる場所を照らすという意味です。
旭川出身の岡山の修道院長の渡辺女史は、その著作の中で、与えられた場所で咲かせなさい、と説かれています。
どちらも同じ意味だと想います。
自分の志をもって、隅々まで照らす人間になろう、与えられた場所で精一杯、努力して、人々にとって欠かせない人間になろう、という意味だと想います。
素敵な言葉ですね。
人間にとっては、ブレない意志があって、大きな志があって、人の話を聞く耳があるだけで、ちゃんと生きていけるのだと想います。
ブレない心があれば、何かに躓いても、へこんだことがあっても、いつでも立ち直ることができます。
志をもつことは良い事なのですが、気をつける必要もあります。
気をつけないと、独りよがりの志になります。
我執、我見という陥りがちな落とし穴です。
自分の考え方、見方に囚われてはなりません。
仏教の釈迦如来は、我欲、我執、我見の消滅こそが悟りへの道だと言われました。自分の考え方に固執することほど罪深いことはありません。
とりわけ心は水の流れのように、サラサラしていなければなりません。
人の話が聞ける人間でありたいものです。
何かをやり遂げるには、志がなければなりませんが、それと同じくらいに大切なことは、人の話を良く聞くということです。
人の意見に耳を貸さない人の命運は、悲しむべきものとなります。
たとえ今が勢いに任せてよくても、裸の王様と命運は決まっています。
裸の王様では、円滑な人間関係も信頼関係も築けず、物事が成就することもありません。
人の話を聞く事とともに大事なことは、目配り、気配り、心配りという高次の心です。
気遣い、心配りは、人を喜ばせ、楽しませるばかりではなく、困っている人を見捨てない、見過ごしにしない心です。
感謝の心で本当の心遣いができる人は、よく人生の修行ができた人です。
小我に生きると、自分という心、俺がという心、エゴの心が動きだし、運命を下降させます。
努めても、求めても、願っても、思うようにいかない人は、もう一度、自分を見つめ直してください。
小我に生きていないかと。
小我のエゴの心は、人生の中で、往々にして、大事なものを見失わせます。
幸せや豊かさを願っても、願い求めるほどに離れていきます。
小我の心では、いくら努力しても、富も仕事も、成功も、引き寄せることはできません。
このことを理解し、悟ると、あなたの運命は変わります。
小我を捨てて、大我に生きると、幸せで、豊かな人生へと変わります。
大我とは、自分を捨てて、人の為、世の為、他者のために何かを為すという心のことです。すべてのよき運命を引き寄せる心の波動がそこに内在しています。
もうひとつ大事なことは、コツコツと積み重ねることで、あたりまえの習慣が偉業、大業を為すということです。
あたりまえのことを習慣化するためには、あたりまえのことに意味づけをして、誇りをもちことが必要です。
「いつも笑顔」「明るく挨拶」『約束を守る」「人への気遣い」「人に親切にする」などなどですが、世間では、あたりまえのことが出来ていないのです。
特に、人に親切にすると、あなたの人生、運命は大きく転換していきます。
運命の法則の中では、「親切心」は特別な地位を占めています。
人間はすぐに楽したがります。折角のよい習慣も、気を抜くと、すぐに悪い習慣に変わってしまいます。
人間は前進していないと、後退していく生き物です。
あたりまえのことを、あたりまえに、こつこつと毎日できるのは人間の特別な能力です。
誰もができるものではありません。
あたりまえのことの、その先に、すごいことが起きるのだと想います。あたりまえの積み重ねが大きなことを成し遂げるということです。






by toukokira-kira | 2018-10-19 21:59