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陰陽師の世界1

幸魂はあなたがイメージした相手を探してそこ向かいます。
あなたの想念波動は相手を思い浮かべただけでそこに向かいます。
相手の名前や顔を思い浮かべるだけで、自動的にあなたの波動は相手に向かっていくということです。
想念波動の世界は空間軸も時間軸も超越した世界ですから、地球の裏側であってもあなたのサチミタマは一瞬で相手のところに向かいます。
こうした原理を応用したのが陰陽師の式神の術法です。
陰陽師の繰り出した式神は、相手を想いうかべるだけで相手のところに自動的に向かいます。
式神は相手が見つかるまで、追いかけて探し出します。
陰陽師でなくとも、相手を想いうかべて、復讐の念や憎悪の念を送れば、そうした邪悪な念が相手に突き刺さります。
ですから、多くの人々に恨まれて生きているような人物は、やがて大変なことになります。ただではすまないということです。
寝ても覚めても、四六時中、相手のことを想い、恋い焦がれると、我知らず、あなたの魂は生霊となって相手に取り憑くことになります。そして相手を苦しめます。
生霊が憑くとはこういうことを言います。
あなたの四魂の分霊であるサキミタマ(幸魂)は、想いうかべた相手を自動的に追跡し、相手に向かっていくのですが、しかしです、神や仏を信じて思い浮かべても、存在しない神仏であれば、サキミタマは永遠に探し続けることになります。
捜しても、捜しても見つからないのですが、あなたが信じ続ける限りは捜し続けることになります。
存在しないものを存在すると確信してしまうと、サチミタマは捜索に力を奪われ、力を弱めます。
ないもの、存在しないものを捜して疲弊するだけでムダなのです。
こうした疲弊した状態が大多数の一般人の姿です。
サキミタマが疲弊していて、陰陽師のような術法を使えないのです。
そういう迷信によりサキタマの力が弱ると、他のミタマにも影響がでます。
四魂は4つの働きの調和で心を生み出しているため、四魂の不合一は、雑念に囚われるようになります。
心の力の分散が生じるということです。
何をやるべきか、目的意識が希薄になります。
心の分散を最も誘発している要素が、迷信的要素です。
存在しないものを、存在するとして、自分の心を縛ります。
宗教的迷信が最たるものです。
このような人たちが陰陽師の法術を使うのは難しいということです。
その迷信的概念が人を神から遠ざけ、術法の力を奪うことになります。
そのため、わが流儀では、宝珠五行とともに、心の解脱、心の束縛からの解放を主眼に置き、教義を行っているのです。
サキミタマが弱ると心の力の分散が生じ、陰陽師の修法が使えなくなります。
ですから陰陽師は、迷信からの脱却が不可欠となります。

by toukokira-kira | 2018-09-24 10:27