ストレスが睡眠を邪魔する

以前、私は睡眠を削ることは、命を削ることだと言いました。
寝ずに頑張っている人は、命を削って頑張っている人ということになります。
いずれ必ず健康を損うということですから、芳しいことではありません。
睡眠を削って仕事、遊びに頑張るのは考えものです。
あとで大きなツケがきます。
そして近年はストレス社会の蔓延により、不眠症の人が増加しているようです。
「不眠症」とは、なかなか寝付けない入眠障害、夜中に何度も目が覚める中途覚醒、朝早くに目が覚めてしまう早朝覚醒、ぐっすり眠った気がしない熟睡障害の4つを指します。
不眠症の人は大体、この4つのうちのどれかの症状で苦しんでおられるのだと思います。
熟睡できないと、疲れが取れずに残り、頭がすっきりせず、ボーっとします。
脳(心)の疲れを取るには、深い眠りであるノンレム睡眠が必要です。
深い眠りは、脳の疲れを取る重要な働きがあります。
一方で、身体の疲れを取るためには、浅い眠り(レム睡眠)が必要となります。
ですから、心と体の両方の疲れを取るためには、深い眠りと浅い眠りが必要ということになります。
ストレスを取るためには、ノンレム睡眠である深い眠りが必要になってくるということです。
ぐっすり眠ると、ストレスも解消されていくのです。
脳と体の疲れが取れるということは、脳と体の細胞が修復されるということです。
この細胞を修復するのは成長ホルモンの働きですが、深い眠りのときに脳を修復する成長ホルモンが分泌されます。
そして浅い眠りのときに、身体を修復する成長ホルモンが分泌されるということです。
深い眠りと浅い眠りは90分交代で訪れ、一晩で4~5回その交代を繰り返します。
ところが、ストレスを受けると、眠れなくなり、睡眠の質も極端に悪くなります。
原因はストレスホルモンであるコルチゾールです。
眠っている時に、血液中のコルチゾールが高いと、成長ホルモンも分泌されず、細胞の修復も行われません。
そうなると、夜中に何度も目が覚め、ぐっすりと眠った気がしないということになります。
ストレスホルモンのコルチゾールが睡眠の邪魔をするということです。
脳内にコルチゾールが充満しているということは、すなわち脳内に活性酸素が充満しているということです。
ですからストレスの調和、解消が不眠改善のポイントとなります。
そして不眠が続くとうつ病になる可能性が高くなります。
うつ病患者の90%が不眠傾向にあり、とくに高齢者で不眠という方は、うつの可能性が高くなる傾向にあり、注意が必要です。




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by toukokira-kira | 2018-09-09 16:47 | Trackback | Comments(0)