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太極療法8

最近は、人間の心の有り様から一転して、肉体の痛みや病気面についての治療法について書いています。
十五年前にブログで最初に書いていた頃は、「治療家のひとりごと」という題名のブログで治療家としての記事を書き綴っておいました。
ですから、古流神道の修行者である私の原点は、「治療家」です。
人間は「心」と「肉体」ですから、心の開放と同時に、肉体の病や痛みからの解放も重要なテーマです。
「肉体」の病や変調、痛みというのは、古流神道流に申し上げると、生命エネルギーの循環障害から生じるものです。
エネルギー不足や滞りが病や痛みをつくるのです。
骨や、筋肉、靭帯、神経組織、関節にエネルギーが不足すると、そこに筋肉異常が生じて、痛むようになります。
痛むところが腰なら腰痛となり、肩ならば肩痛となります。
血管や五臓六腑にエネルギーが不足すると、内臓の病気となります。
骨にしろ、筋肉・靭帯にしろ、神経組織しろ、五臓六腑にしろ、エネルギーが不足した患部に生命エネルギーを注ぎ込むと、本体の正常な状態を取り戻すようになります。
腰痛などは、このエネルギー不足に加え、重心球のずれによる体軸の乱れが重なっています。
さらには、腰痛は「怒り」でありますから、強い精神的ストレス障害が筋肉を緊張萎縮させ、腰痛を引き起こしています。
呼吸法とともに精神的ストレスを遮断調和しつつ、重心球の乱れを調整し、エネルギーを十分に注ぎこむことが必要になります。
病気治療や難病、ガンの治療には、五臓六腑やリンパ組織を重点的に調整して、長時間、できるだけ長い時間、手首の大動脈から患部に流れるように生命エネルギーを流し込みます。
そのようにして患者の病気の身体に満々と生命エネルギーを注ぎこみ、いっぱいにします。
これが我が流儀五心朝天法の太極療法というものですが、これを来る日も、来る日も繰り返します。
そうすることによって、少なからず、驚くようなよいことが起きると思います。
by toukokira-kira | 2018-09-04 11:36