★★恒常性とは、生体反応とは

今回はこれまでに書いてきた「命の生体反応」の第九回目で最終稿です。
タイトルは「人体の恒常性」についてです。
人体の体温は大抵普通は、36,5度に保つことで、人体のすべての生理機能が円滑に営まれています。
これは絶対条件です。
これを維持するために、体温が低くなれば熱を発生させ、体温が高くなると、速やかにその熱を捨てるシステムが作動し、恒常性を保っています。
身体に起こるあらゆる反応は、あらゆる症状は、恒常性維持のための生体反応です。
その対応のために、あらゆる症状が発生します。
発熱、炎症、化膿、発汗、嘔吐、下痢、せき、鼻水、涙目、よだれ、耳垂れ、痛みの発生、関節の変形、筋肉の収縮異常が起こります。
これは生命体の防衛反応です。必要があって生じている命の生体反応です。
セキなどは肺や気管支を鼓舞して、生体を守ろうとする姿です。
命の生体反応とは、機能低下した身体の何かを守ろうとしている必要な対応なのです。
これは85年前のキャノン博士の書き残した概念です。
これを負の反応として捉えるか、プラスの反応として捉えるか、によってその認識も対応も変わってきます。
言い換えるならば、治せる世界に入れるか、治せない世界に留まるか、その違いが生まれます。
例えば、内蔵に内熱が蓄積すると、その内熱を放出しようとして身体の恒常性システムが働きます。
まず最初は、皮膚や粘膜に炎症を生じさせて、熱放出に努めようとします。
皮膚や粘膜に炎症が生じた時は、命を守るための最初の警告サインです。
これを放置すると、さらにきつい警告サインとなって症状がでてきます。
皮膚、粘膜のつぎには内蔵に水腫が生じます。
水腫は熱放出の姿です。命を守るための生体反応です。
これも放置すると、内蔵に腫瘍が生じます。
内蔵の腫瘍は、命を守るための熱放出という究極の姿です。
最後はガンを発生させて、臓器の機能を停止させてまで、熱放出に努めます。
命を守るために、がんや腫瘍、潰瘍、炎症を引き起こしてまで、熱放出に全力をあげている生体反応を理解するべきです。
涙ぐましく、切なくなります。
熱や痛みや炎症を悪者扱いしてはなりません。
決して病気や癌,難病を憎んだり、闘ってはなりません。
癌や難病、病気は闘って治すものではありません。
自分自身がつくりだしたものではありますが、生命体は必死に命を守ろうとしています。
癌や難病をつくってまで、命を守ろうとしている姿が病気というものです。
ですから、病気とは闘うものではありません。
病気は調和させるものです。
患部に感謝の念を送り、調和の波動を注ぎ続ければ、治癒神経が作動して、ガンさえも消滅してくれるでしょう。
私は、古流神道の老修行者です。
我が流儀は、五心朝天法であり、病気治療には、太極療法を使います。
病気というものの捉え方や、機序、治療哲学は、キャノン博士の概念を継承しており、ここに私の治療世界の礎があります。
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by toukokira-kira | 2018-08-22 18:21 | Trackback | Comments(0)