絶望こそが

世界の哲学者サルトルは、「絶望のかなたにこそ真の実在が始まる」と言いました。
絶望こそが真実の始まりであり、本当の人生の始まりである。
絶望しても落ち込む必要などありません。
サルトルによれば、人間は誰でもあれこれ思いつめて、その結果、真面目に物事を突き詰める人ほど、絶望的になりますが、この絶望的な思いを克服したところに、真の肯定的な世界が現われるそうです。
一度も絶望したことのない者に真の肯定はないということです。
命をかけた努力をして、絶望して、それを乗り越えて、ようやく肯定的な世界に辿り着く。
失敗して、絶望して、それを乗り越えていく。
ここに人生の真実の醍醐味があります。
これが懸命に生きてきた人達の人生の歩みだと思いますが、その根底にあるのは、「命懸けの努力」です。
若いときに徹底的に勉強し、命懸けで努力したものがその分野での真実の世界に届く人となります。
そういう努力のことを「懸命不動」と言っています。
生涯を通じて変わらない、一筋に向かう懸命の努力を懸命不動と言って尊ばれているのですよ。

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by toukokira-kira | 2018-04-21 10:32 | Trackback | Comments(0)