大心とは

三心とは、喜心、老心、大心のことでしたね。
喜心とは喜びの心であり、老心とは、誠を尽くして最善を尽くす心のことです。
今日は大心について書いてみようと思います。

海には大中小の様々な川が流れ込んできています。
何万、何百万という河川が海に流れ込んでいます。

きれいな川だけ流れてきてほしい、汚い川は流れてきてほしくない、と選り好みしていたら大きな海にはなれません。
海の心は、清濁あわせ呑む、すべてを受け入れる大きな心です。

大心とは、すべての川を自分の中に受け入れるような、大きな心のことを言います。

人間はどうしても、自分が今、置かれている状況に不満をもつものです。
どうして、どうして、なぜ、なぜ、と。

どうしてこんな家に生まれたのか。
どうしてこんなに貧乏なのか。
どうしてもっときれいな顔立ちで生まれなかったのか。
どうして、こんな病気になってしまったのか。
どうしてこんなに争い事に巻き込まれてしまうのか。
どうして、こんなに仕事が辛いのだろうか。
どうして、こんなつまらない仕事をしなければならないのか。

次から次へと、「どうして、なぜ」が思い浮かんでくることでしょう。

禅宗の開祖、道元禅師は、大きな心で、与えられた境遇、環境を受け入れ、そこで花を咲かせることの大切さを説かれています。
どんな境遇、環境であれ、大心をもって受け入れることが大切です。
そして、その中で喜びを見つけるのです。
そうすると、どんな境遇でも、環境でも、最高と思えるようになります。
そこで初めて人間は「足るを知る」ところとなります。






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by toukokira-kira | 2018-02-07 21:42 | Trackback | Comments(0)