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調和への道

相手を裁かず、心をほぐすことが調和の道です。
正しいことを言って諭すときには、謙虚に控え目に言うことが肝要です。
正しいことでも強く言ってはなりません。

さて本題に入りましょう。
体の治癒システムは、宇宙の法則と一体となって働いています。
宇宙の法則とは、心の法則のことであり、心の法則に従って、私たちの身体は、生かされています。つまり、感謝と調和の心には、健全な肉体が宿り、苦悩と悲しみの心には、病に犯された肉体が宿ります。

光の心であるポジティヴな心には、治癒システムが作動し、闇の心であるネガティブな心には、破壊システムが作動し、病の気を誘います。これが宇宙の法則です。

ですから、人間は、幸せと感じると、治癒システムが作動し、それだけで血流も、血圧も、五臓六腑も、すべてが調和へと向かいます。幸せを感じたり、感謝の気持ちを抱いたり、信頼の心で満ち溢れたりすると、身体は調和の波動で満たされ、元気健康になるということです。

人は、ワクワクドキドキしたり、嬉しいな、楽しいなと、喜びに満ち溢れたりすると、ストレスホルモンを消滅させる方向に働くのです。

人というのは、楽しいことが何もないと、嬉しいことが何もないと、そして幸せと感じるものが何もないと、ワクワクドキドキするような感動するものが何もないと、ストレスホルモンを増大させ、病を誘い、大変な不幸せなことになります。

心が腹減るという言葉がありますが、喜びを分かち合う人がいないと、誰からも温かい心をいただけなくなり、心が腹へって、情けない状態になります。

人間は一人では、やはり淋しくて、生きてはいけない生き物です。
世の中はそんなに甘くはないので、共に喜び、共に苦しみ、共に哀しむ相手がいないと、到底生きてはいけないのです。

家族に支えられ、伴侶に励まされ、友人に助けられて、やっと人間は生きていけるのです。一人ぼっちの孤独では、厳しい試練、逆境を乗り越えていくのは難しいのです。温かい家族の励ましのない孤独な人は、人生を渡っていくのが困難なことになるでしょう。

人は、幸せと感じるだけで、身体は調和して、治癒システムが作動します。
他者への感謝の気持ちで一杯になったり、信頼の心で一杯になったり、尊崇の念を抱いたりすると、ストレスを消滅させる脳内ホルモンが大量に分泌されて、元気健康になります。一人孤独に生きていては、健康は我がものになりません。

人に親切にしたり、思いやりのある行動を取ったり、奉仕して尽したり、困っている人を助けたりすると、ストレスを消滅させる脳内ホルモンが最大に分泌されます。自分中心の生き方だけでは、到底、健康は保てません。

人間は、人と混じり合って、楽しく、正しく、仲良く、そして、助け合って、支え合って、譲り合って過ごすと、元気健康に長生きできるということです。

私達の心は、不思議なもので、逆に不幸せと感じるだけで、ストレスホルモンが大量に生産されて、脳内に充満してしまいます。ストレスホルモンが多量に分泌されると、免疫機能が低下し、自律神経が乱れて、内分泌機能が不調和となり、あらゆる心身症が発生します。

不幸せと感じるだけで、身体は不調になるのですから、辛い苦しい思いや、悲しい思いをすると、それどころではありません。ストレスホルモンが多量に分泌しつづけ、病気をつくります。不平不満や、怒り、憎しみ、怨念などの魔の心に侵されると、ストレスホルモンが限界を越えて分泌され続け、身体を破壊するようになります。

長い人生の中では、どういう心模様で日々過ごしてきたのか、その積み重ねによって、ストレスホルモンが蓄積され、病気になる人と、元気健康を保持できる人とに分かれるということです。

人は、健康のためには、人と混じりあって、正しく、楽しく、仲良く暮らすのが一番です。そして優しい、思いやりのある心が、心身を健全に守ってくれます。
人に感謝できる生き方、人を信頼できる生き方、人に喜びを与えられる生き方が、脳内ホルモンを活性化させ、心身を元気健全な方向に誘います。

心の法則に従った「光の道」こそは、宇宙の法則に適う道であり、心身が調和へと向かう道です。

by toukokira-kira | 2017-12-02 11:35