2017年 09月 25日
対岸の火事
対岸の火事とは、自分には何の関係もないので、痛くも,かゆくもないというスタンスでただ傍観することです。
大きな川を隔てた向こう岸で起きている火事は、こちたの岸まで燃え広がる心配がないので、関わりのないこと、何ら関わらない、というのが対岸の火事です。
人の振り見て、わが振り直せ、という「他山の石」の精神とは、対極をなす精神です。
まあ、直接、自分に火の粉が降りかからないから、或いは利害が及ばないから、涼しい顔をして、高みの見物をするのが対岸の火事の意味です。
一大事が起きても、自分に関係なければ、傍観するという精神です。
「よく、ここは高みの見物といこう」と言いますが、巻き込まれると、やっかいなので、馬鹿馬鹿しいことになるので、関わらない。というのが対岸の火事の精神です。
こういう生き方は、誠の心を持った人間の心ではありません。
by toukokira-kira
| 2017-09-25 21:04