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雨だれ石を穿つ

「雨だれ石を穿つ」とは、粘り強く、根気のよい日本人に相応しい言葉です。
「雨だれ石を穿つ」は、どんなに小さくて、弱い力でも、根気よく続けていくと、いつかは驚くほどの大きな力となって、成果を表すという喩えです。

雨が降ると、軒下からポタポタと雨だれが落ちてきます。
そんな僅かな雨だれでも、長い月日を落ち続ければ、直下の硬い石に穴を開けてしまいます。
石を穿つ雨だれのようにしぶとく生きぬくことも大切です。

3年も、5年も、或いは10年も、一つのことにコツコツと努め励めば、成らぬことなどないといってもよいのです。
継続は力なりです。
我慢し、辛抱し、諦めないで、努力し続けると、大概のことは、願いどおりに叶っていきます。

ヒマラヤの水晶は、何億年の歳月を経て、水晶の形となりました。
私が持っている水晶も、5~6億年かけて成長してきた水晶です。

水晶は、1ミリ成長するのに1万年の歳月を要します。ポタリ、歩タリと水晶の水滴が落ちて、成長していきますが、手にもてるほどの大きさになるのには、何億年もの気の遠くなるような歳月を要します。

5,6億年の時空を生きて成長してきた水晶は、只者ではありません。
水晶の内部には、悠久の歴史という波動が蓄積されており、人間が理解のできない不思議な力を蓄えています。
何億年も継続してきた力ですから、人智を超えた世界を内在しているのです。

円形の丸い水晶玉は邪気を吸い込んで、魔界のものとなっている物が多いのですが、先の尖った鋭い形の水晶は、先端からよい霊気を放射しており、破邪降魔の護りの物となります。
数億年の継続した力が秘められているのです。
水晶占いで使うような丸い水晶玉は邪気を吸い込んで、邪気の塊になっていますので、持たないようにしましょう。

さて、どんな小さな力でも、馬鹿にしてはなりません。
根気よく、粘り強く、挫けないで、コツコツと続けていると、石をも貫くような大きな力となるということです。
毎日、毎日、平凡で当たり前のことを、当たり前のように、継続して何年も、何十年も繰り返し行うことのできる人というのは、特殊な才能を持った人であり、大業、偉業を成す人です。

三日坊主のような飽きっぽい性格では、何も成すことはできません。

by toukokira-kira | 2017-09-23 21:31