2017年 08月 08日
宇宙エネルギー
ひふみ祝詞や天地祝詞などの祝詞を唱えると、音魂として人体に作用し、空間に遍満している宇宙エネルギーが身体に取り込まれます。
神代の古代文字や勾玉などの図象を描くと、形魂として人体に作用し、空間に充満している生命エネルギーが身体に取り込むことができます。
例えば、トヨノ文字やホツマ文字、ホメミ文字などの古代文字を皮膚に描くと、腰痛や肩こりなどの痛みが忽然と消えてしまいます。
古代文字ばかりではなく、勾玉や稲穂の図象、或いは金色・銀色の珠を描いても腰痛や膝痛の痛みが消えてしまいます。
宇宙から飛来する生命エネルギーである素粒子は、このように言霊や音魂、形魂として無限の力を現しますが、こうした素粒子は左右の渦を描いて回転しています。
宇宙素粒子は左右の回転の渦から成り立っており、古流神道ではこれを正反の渦とか、陰陽の渦とか申しております。
もっと詳しく専門的に申し上げると、この正反、左右の回転の渦のことを「カムロギの渦」「カムロミの渦」と言います。
カムロギの渦は左回転の渦のことであり、時計回りと反対の回転の渦のことです。
これはフトマニの図の中心である「トホカミゑヒタメ」8神の力を現しています。
カムロギの渦は反時計回りの渦ですから、その波動の特徴は、空間、空気中に遍満している宇宙素粒子を体内に取り込む働きをもっていることです。
ですから私は治療の時、左回転の渦を作って、「トホカミゑヒタメ」の真言を唱えるわけです。
カムロミの渦は右回転の渦のことであり、時計回りの回転の渦のことです。
これはフトマニの図の中心部にある「アイフヘモヲスシ」8神の力を現しています。
患者の患部の邪気や悪い処の毒素を取り除いたり、除去するときに右回転の渦を回しながら祝詞「アイフヘモヲスシ」の8音を唱えて病魔の邪気を取り除くわけです。
この回転の渦くを身体に作用させると、瞬時に痛みが消えてしまいます。
また、日本最古の由緒正しい「ひふみ祝詞」や「あわの歌」を唱えても大変よい作用が身体に及んできます。
ひふみ祝詞は、反時計回りに言霊が巡っていきますから、ひふみ祝詞を唱えると、空中からエネルギーが身体に入り、体内の邪気である毒を追い出してくれます。
その意味でひふみ祝詞は空間に遍満する宇宙エネルギーを身体に取り入れる言霊です。
ひふみ祝詞を唱えると、我知らず、宇宙エネルギーが身体に入ってきますので、生命エネルギーが充満して元気いっぱいになります。
エネルギーが不足していると感じたならば、ひふみ祝詞を唱えるとよいでしょう。
あわの歌の場合は、言霊が時計回りに巡っていますので、天地の歌を唱えると、体内の邪気を放出してくれます。
病気の悪い波動を除去してくれるということです。
「アイフヘモヲスシ」と1回唱えると、「あわの歌」を1回唱えたのと同じエネルギーが発生します。
ですから病気を持っている方は、常づねこの「アイフヘモヲスシ」の8音を唱えるとよいでしょう。
ひふみ祝詞はエネルギーを取り入れるときに唱え、あわの歌は身体の邪気、毒素を取り除くときに唱えます。
「アイフヘモヲスシ」の8音を唱えると、同じように余分なエネルギーを対外に放出することができます。
フトマニ図のアイフヘモヲスシと対になっている「トホカミゑヒタメ」の8音を唱えると、足りないエネルギーを体内に呼び込むことができます。
ですから、「アイフヘモヲスシ」と「トホカミゑヒタメ」の8音は、体内の邪気エネルギーを抜いたり、足りないエネルギーを補充したりする方法なのです。
宇宙の根源のエネルギーが、これらの8音で出し入れできるということです。
「トホカミゑヒタメ」が身体へのエネルギー補充の祝詞であり、「アイフヘモヲスシ」が身体から邪気を抜く祝詞であるということです。
反時計回りの渦が「トホカミゑヒタメ」であり、時計回りの渦が「アイフヘモヲスシ」です。
時計回りの回転の渦は、体内の邪気を空気中に放出できる力があります。
反時計回りの回転の渦は、空気中から宇宙エネルギーを体内に呼び込む力があります。
背中の第7頚椎や仙骨第2番穴を時計回りに20回ほど廻すと、背部の悪いエネルギーが放出されて、背中の痛みや不調が解消されます。
反時計回りに廻すと、背中に宇宙エネルギーが入ってきて、充満します。
私は古流神道の治療家ですから、「カムロギ・カムロミ」の渦をイメージしたり、ひふみ祝詞とあわの歌を唱えながら正反の回転の渦をイメージしたり、「トホカミゑヒタメ」「アイフヘモヲスシ」と唱えながら身体に回転の渦を描いたりして、治療を行っています。
by toukokira-kira
| 2017-08-08 09:46