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瞑想とは

瞑想とは一体何でしょうか。
本来、瞑想とは「結ぶ」という意味です。
何を結ぶのかというと、宇宙の真理と結ばれるということです。
ですから瞑想とは宇宙の真理とつながる言葉です。
古流神道の瞑想とは、宇宙の真理によって、すべてが調和で結ばれるという崇高なものです。
瞑想の本質は真理を悟ることです。
大宇宙の大いなる存在と一体となって、神を知るのです。
心と肉体を清め、魂を癒し、本当の自分を見つけ、真理を悟り、神につながっていくための実践の修行が瞑想です。
瞑想によって心の想いをコントロールし、感覚や執着をコントロールします。
迷いや囚われをなくして、心を尊いものに向け、精神を統一します。
瞑想により、心を知り、魂を知り、真我を知り、肉体を知り、本当の自分に出会っていきます。
その過程で、いらないものをそぎ落としていきます。
そして心を空っぽにしていきます。
無念無想になっていき、真理と一体となったサマディに没入します。
自分という心が残っているうちは、心は空っぽになれず、真の自分にも遭遇できません。
偽りの自我意識に満ちた自分がそこにいるだけです。
自分の心さえもそぎ落とした瞑想が、サマディの瞑想です。
この世界では、好きな者同士は引き寄せ合って結ばれ、そうでないもの同士は反発して離れます。
そのようなプラスとマイナスのエネルギーで宇宙は混じり合い、展開されています。
それゆえに葛藤があり、煩悩が生まれ、対立と争いが生じます。
この世界は神が与えた試練と苦難に満ちた世界です。
どのように生きるのか、神はジーッと見ておられるのです。
神と一体となっていく瞑想により、すべての人々を導く波動エネルギーが与えられるのです。
この状態では、すべてが上手くいきます。神秘の力が生まれます。
宇宙の調和、最高の調和は、心の汚れや執着が取れたときに、訪れます。
その時には、私という心はありません。
己がという自我意識は消滅しているということです。
心がなくなると、心と体は浄化されて、宇宙との調和が図られます。
これが理解できる人は、相当な精神階層の人です。
by toukokira-kira | 2017-07-11 21:13