人気ブログランキング | 話題のタグを見る

キラーストレスとは

ストレス社会の昨今は、多様なストレスが人々を翻弄しています。
とくに限界をこえた持続的なストレスが多重ストレスとなり、病気やガン、難病をつくりだしています。
人はストレスを受けると、そのストレスがストレス情報となって脳に入ってきます。
脳のどこに入ってくるのかというと、海馬近くの扁桃体というところにストレス情報が入ってきます。
そのストレス情報は海馬に入り、短期記憶として保存されます。
ストレスによって扁桃体が刺激されると、副腎に指令が入り、副腎はストレスホルモンを分泌します。
ストレスホルモンであるコルチゾールが全身の血管に放流されるわけです。
コルチゾールは血液中の免疫細胞の活性を阻害します。
ストレスがかかると免疫機能が著しく低下し、病気を誘発するということです。
コルチゾールは免疫機能を停止させるだけではなく、海馬を萎縮させ、脳内の神経細胞を破壊します。
多重ストレスとなったキラーストレスは本当にこわいのですよ。
ですから、このキラーストレスをいかにして調和除去するかということが病気回避のためには一番大事なことになります。
喜怒哀楽の感情は、扁桃体に入ってきますが、とくに不安と恐怖の感情、怒りや悲しみの感情が扁桃体を肥大化させて翻弄します。
扁桃体の異常をキャッチして修正してくれるのが側坐核であり、前頭葉Dポイントです。
このDポイントで修正しきれないほどの怒りや悲しみのストレスが蓄積すると、うつ病などの精神疾患や全身の不具合、痛みを引き起こします。
その意味で、腰痛や肩こりなどは、ストレスが主因といえます。
ストレスを防ぐには、喜んで楽しく笑う心にシフトすることです。
「笑う門に福来る」です。
そういう方向に心をシフトするだけで肉体と心は健康な方向へ向かいます。
我が流儀の真髄は「笑顔、ニコニコ、ありがとう!」です。
実に判りやすい真言マントラだと思います。
笑顔と感謝の力には不思議な力があります。
感謝と笑顔、プラス思考でストレスを調和中立させることができます。
ですから、日々の毎日の中で、笑顔と感謝の実践をすることが大事です。
朝起きたら、鏡を見て笑顔で「おはよう」と自分に挨拶をします。
次に太陽に向かって、朝日を浴びながら「今日も元気に朝を迎えられました。ありがとう」と合掌しましょう。
朝ごはんの時には「すべてに感謝して、いただきます」と言いましょう。
出掛ける時には、「今日も元気に行って来ます」といって出勤しましょう。
夕方帰ってきたなば、「今日も最高によき一日でした。ありがとう」と言いましょう。
寝るときにはもちろん「今日1日ありがとう」です。
眠れないときには、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と繰り返します。
「良かった、良かった、良かった、ありがとう」と繰返してもよいです。
現代社会ではストレスをなくすことはできませんが、ストレスを中和させる方法はあります。
感謝とプラス思考の実践によってストレスの閾値を減少させることができるということです。
喜びと笑顔、感謝というキーワードをいつも忘れないようにしましょう。

さて、脳の頭蓋骨ポイントを調製すると、全身の痛みが消失します。
その脳ポイントは無数にあるのですが、重要なものを紹介します。
まず1つ目は、後頭隆起の左右にある海馬の治療点です。
2つ目は、乳突起の斜め上にある扁桃体です。
3つ目はもみ上げの上方にある側坐核です。
4つ目は、額の生え際中央から5cm上方で、そこから左右5cm真横にあるDポイントです。
5つ目は生え際から10cm上方、そこから右真横に3cmの治療点です。
これらの脳ポイントを活用しながら痛む患部との2点取りによって痛みが解消されます。

人間の額の中央を印堂といい、第三の目とも云います。
ここは人間の生命中枢である視床下部の反射点です。
視床下部周辺には、脳下垂体、松果体、扁桃体、側坐核、線条体、海馬など、大切な部位が密集している生命中枢です。
脳下垂体は生命中枢であり、オキシトシンを分泌するところです。
松果体はメラトニンを分泌するところで、睡眠や免疫力を司ります。
扁桃体はストレスホルモンの分泌を指令するところで、ストレスを感知します。
不安や恐怖、緊張などはこめかみの扁桃穴から入って、扁桃体で処理されて、その記憶は海馬で保管されます。
喜怒哀楽の感情や好き嫌いの感情はこの扁桃体が判断しています。
側坐核は快感、やる気を司るところであり、線条体はそのやる気のスイッチを入れたり、消したりするところです。
筋肉の緊張、硬直はこの線条体の指令により生じます。
さて、今回のお話のメインは扁桃体です。
扁桃体は情動を司るところです。
好きとか嫌いとかの判断はこの扁桃体が行っているわけです。
不安とか恐怖のストレスはまずこの扁桃体に入ります。
扁桃体に情報が入ると、不安や恐怖を感じます。
そしてその不安、恐怖の記憶は海馬で保管されまうす。
この不安と恐怖の記憶がのちのち悪さをして、あらゆる病気をつくります。
ストレスが万病のもととなる所以です。
この扁桃体が弱いと、ストレスを強く受けやすく、ストレスを受け続けると、うつ病を発症してしまいます。
この扁桃体を鍛えて、少々のことでは動じないメンタルをつくると、ストレスに強くなります。人間の好き嫌いや感動を与えるのも扁桃体です。
不安や恐怖の情報は、こめかみの扁桃穴から入り、扁桃体にインプットされます。扁桃体にインプットされた不安や恐怖の情報は、海馬で記憶され、生命体に大きな影響を与えます。
強い限界を超えたストレスが長く続くと、扁桃体からストレスホルモンが過剰に分泌され、神経細胞が萎縮し、うつ病などの精神疾患が発症します。
また、トラウマなどの衝撃的な記憶を反復して思い出すと、扁桃体が過剰に働き、精神障害を引き起こします。
ネガティブな情報は一切が扁桃体にインプットされるということです。

我が流儀五心朝天法のストレス調和法は、これらのストレスを扁桃体から抜き去って、消滅させる方法です。
扁桃穴に手指を置いて、そこからストレス、トラウマを扁桃体から抜くのです。
人間の世界を超えた無限の力を作用させます。
by toukokira-kira | 2017-06-04 17:09