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恐怖の理

わが流儀の教義を公開します。今回のテーマは、輪廻転生の理と、恐怖の波動についてです。

■霊とは
霊とは、人間の心が作り出している闇の存在である。
究極のところ、霊も神仏も、すべて人間が想像で創りあげたものです。
そして心霊関係の恐怖の念が人間の心を惑わし、異様な錯覚、勘違い、気配を生じさせているということです。
極度の恐怖の念が、脳を誤作動させ、見えないものを現したり、聴こえないものを聞いたりするのです。
恐怖の念は、脳に異常な影響を与え、存在しないものを、存在しているかのように勘違いさせるのです。
霊能者が語るような霊や幽霊などは、どこにも存在しません。
怪奇現象を引き起こし、フラッター音やポルターガイスト現象を引き起こすのは、人間の恐怖の念です。人間の極度の恐怖の念が集まって引き起こします。
■恐怖の幻影

恐怖と不安の心が、ありもしない幻影をつくりだしています。
心と体は一つです。
心を乱すと、身体も乱れます。
心が恐怖や不安のために防御体である幽体を無制限に増強しますと、チャクラが完全に塞がって、四魂にエネルギー流入が妨げられ、魂も脳も機能不全になります。四魂の乱れが脳を乱します。
も脳も正常な状態を失います。
四魂が混濁状態になると、脳も混濁状態へと誘われます。
混濁した四魂の強い波動を受けて、脳の正しい情報処理が不可となります。
すべては四魂波動の乱れから生じています。
こうした心の状態が、金縛りであり、幻覚、幻聴であり、ショック状態、心霊現象の正体なのです。
迷信、過信、狂信、確信と、恐怖と不安、過去の映像体験、イメージ体験とが、潜在意識に刻印されていると、ありとあらゆる不思議な現象を引き起こします。
霊とは人の心が生み出した闇の存在です。
そこには宗教が大きく関与しています。
宗教世界が教示する迷信世界に誰もが浸っているからです。
祟りや、霊障、怪奇現象など、ありもしないことを信者に伝道しています。
そんな宗教の迷い事に信者は怯え、囲い込まれているのです。
宗教は迷信の坩堝です。
宗教が社会に果たしてきた役割は、大きかったのですが、今の世ではどうでしょうか。
マイナス面ばかりが目立つような気がします。
人生如何に生きるべきか、という素朴で、しかも根源的な問いに対して何も答えていません。
五心朝天法は、こうした心の法則に対応するためのものであり、世の人々を救い導くための魂の哲学そのものであります。


■輪廻転生の理
意識、心の働きは、肉体をもってはじめて生まれるものです。
肉体を失うと、心を生み出す四魂は、肉体から離れ、意識は失われます。
心、意識の大本は四魂です。
肉体が弱り、四魂をひきつける力が弱まると、四魂は肉体を離れ、心、意識も失われます。
四魂は魂となって、宇宙に還ります。
四魂は分離して、魂の記憶を司る奇魂の内部に寄り添うようにして、宇宙に漂うことになります。
肉体の機能が低下して、ある限界に達すると、霊的身体は肉体を離れ、宇宙へ還るということです。
霊的身体とは、四魂である荒魂、和魂、幸魂、奇魂と、その守護体、眷属である幽体、霊体、精神体、神体のことです。
ある限界とは、調和限界、共鳴限界のことです。
肉体波動と精神波動は、つねに共鳴し、調和して生命体を保っていますが、調和、共鳴できなくなると、精神波動は肉体を離れるようになっています。
これは宇宙の法則であり、波動共鳴の法則です。神の法則といっても良いでしょう。
精神波動とは、霊的神体、霊的波動、神体波動のことであり、まず、奇魂、幸魂、精神体、神体がエネルギーを失います。
四魂に同化吸収されて機能を終えるということです。
こうした最後の状態では、荒魂、和魂にエネルギーが集約されていきます。
力のすべてを生命の復旧に力を注ぐためですが、それも限界があります。
残った荒魂と和魂が生かそうとして必死に闘っている最後の姿が危篤状態です。
やがて、誰にでも、最後の闘いに敗れる時が訪れます。
人生の最後です。
そして宇宙へと還ります。
自分の属する波動世界に引き寄せられていきます。
そこで次の生命を得る機会を待ちます。
静かに眠りながら、幾十年、幾百年と、待ち続けます。
自分と同じ波動をもった父母の元に、魂が引き寄せられていくのを待つのです。
新しい肉体に宿ることを待つのです。
これが輪廻転生の理です。


by toukokira-kira | 2017-05-17 11:48