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古流神道の修法とは

古流神道の修法、陰陽師の術法は、亜流である修験道や密教、宗教で行う加持祈祷の実技とは自ずと次元が異なります。
本物と、物真似の亜流との違いがあるということです。
歴史的には、一子相伝の秘密の古流神道の修法を見よう見真似で真似をしてきたのが修験道や密教の加持祈祷です。
いくら真似しても、真似はまねであり、本物ではありません。
古流神道の修法は門外不出の業ですから、門外漢には習得することなど到底できません。
一生懸命に真似をしていますが、九字の法を一つとってもちゃんと九字が切れていません。
霊邪気を退散させる九字の法にはなっていないということです。
古流神道の秘奥義にそった修行をしないと、九字は切ることができないのですよ。
修験道の行者などは、大業に大きな気合のもとに九字を切っていますが、全くのナンセンスです。

■宗教と陰陽術
宗教とは、人の生きる道を説く教えであり、古流神道、陰陽術とは、宇宙の摂理、自然界の理を知り、宇宙の力の本質を知り、宇宙と自然界に存在している力を活かすために生み出されたものです。
宗教のもとは形而上学ですが、形而上学を学ぶ者は少数で、宗教を学ぶ者は多数者です。
形而上学は哲学であり、勉強と訓練が必要であり、生涯続くものです。
難解であり、基礎からの積み上げが必要です。一般受けしないものです。
当時は、念仏さえ唱えれば仏の慈悲により極楽へ行ける、と幻想を吹聴する安易、安直な宗教が時代に合っていました。
宇宙の摂理である真理を改ざんして生まれたのが宗教です。
密教などの実技は、宗教に実技が加わったものですが、古流神道や陰陽道の物真似です。
形式だけ真似てますが、中身が伴っていません。
見た目は同じに見えますが、似て非なるものです。
物真似は所詮物真似です。
効果に大きな違いを生じさせます。
陰陽術には、古流神道の霊的な特殊な修行が必要だからです。
by toukokira-kira | 2017-05-02 11:47